熟成と鮮魚が織りなす、新たな寿司体験

01 WHO I AM


料理への憧れから始まった、25年の軌跡
幼い頃から料理に親しみ、職人の世界に憧れを抱いていた池内正和。上京のきっかけは、偶然見つけた寮付きの寿司店だった。そこから10年間の寿司修行を経て、イタリアンや居酒屋といった異業種の飲食経験を積み、再び寿司の世界へと戻る。25年に及ぶ飲食業界での研鑽、15年の寿司職人としてのキャリア。そのすべてが、今の「五十六歩」に込められている。
02 PHILOSOPHY


56歩の距離が生む、特別な空間
「五十六歩」という店名は、店の入り口から寿司カウンターまでの距離が由来している。階段を上がるという一見ハードルの高い導線も、この店にたどり着くまでの特別な時間として考えた。「この56歩の先にしかない味と体験を提供する」――その想いを込めて、店の名を決めた。

熟成寿司と鮮魚、二つの表情を楽しむ
コースでは、鮮魚と熟成寿司の握りを半々で提供。特に、池内がこだわる熟成寿司は、魚が本来持つ旨味を最大限に引き出すために、日々の仕込みとタイミングを見極めながら仕上げる。魚の個性を最大限に活かすために、あえてルールに縛られず、感覚と経験を頼りに握る。それが「五十六歩」の寿司だ。
03 FUTURE

一人だからこそ生まれる、唯一無二の寿司
仕込みから握り、提供まで、すべてを一人で担うほぼワンオペレーションのスタイル。アルバイトがドリンクをサポートすることもあるが、寿司に関しては池内の手から直接提供される。全ての工程に妥協を許さないからこそ、店の味がブレることはない。日々カウンターに立ち、魚と向き合い、研ぎ澄まされた技術で寿司を握る――これからも、「五十六歩」の寿司は進化を続ける。


SHOP DETAILS
